■武田信玄鎧の象徴【本ヤク毛総髪兜】
武田信玄の鎧の特徴となっている総髪兜には、インドのヤクと言う動物の毛を使用。
戦国期には最高級素材とされており、力を持つ武将のステータスとして、甲冑の装飾などに使用されていました。
現代はワシントン条約対象動物とされ、ある種、当時以上に貴重なものです。但し、家畜化されたヤクの毛は特例とされます。 しかしここまで長い白ヤクの毛は当時同様、大変貴重な伝統の装飾品と言えるでしょう。
■甲斐源氏の祖、新羅三郎義光の楯無しの鎧の金具を再現した【菱金具】
細部の金具は全て武田菱で統一しております。
■一寸の隙も無く貼りかけた【本金箔】武士伝統の【赤糸威】【弦走り】
細部まで一切の妥協無く本金箔を貼りかけ、また京都から取り寄せる本正絹糸を用い、赤糸威しで美しく威し上げ、胴の中央には弦走りの革を貼り仕上げたまさに最高級の甲冑です。